空気清浄機の電気代はつけっぱなしで月いくら?加湿空気清浄機も

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結論

現行の4機種を24時間つけっぱなしにした30日の電気代は、中・標準の運転で約246〜469円、静音で約85〜208円です。最大の運転(強・ターボなど)のまま動き続けると約536〜1,964円になり、金額は加湿の有無より風量の設定で大きく変わります。どれもメーカー公式の消費電力と31円/kWhからの計算です。

4機種の消費電力を比べる
明るいリビングの床に置いた白い円筒形の空気清浄機

この記事では、ダイキン、シャープ、パナソニックの現行の空気清浄機4機種を、2026年11月3日に確認したメーカー公式の仕様で比べます。加湿つきの3機種と、MCK557Aと同じ〜16畳で加湿のないMC557Aを選びました。売れ筋の順位ではありません。実機の消費電力を測った結果ではなく、口コミの調査もしていません。単価は家電公取協の目安単価の31円/kWh(税込)で、3社が公表している電気代も同じ単価で計算されています。

空気清浄機の電気代を4機種で比較【つけっぱなし1ヶ月】

24時間×30日、表の運転のまま動き続けた場合の試算です。左の数字は仕様表の消費電力です。金額のリンクから、時間や単価を変えて計算できます。

加湿しながら運転した場合

機種静音・しずか中・標準最大の運転
ダイキン MCK557A8W:約179円21W:約469円ターボ72W:約1,607円
シャープ KI-WS504.4W:約98円16W:約357円強24W:約536円
パナソニック F-VXW909.3W:約208円15W:約335円お急ぎ加湿86W:約1,920円

空気清浄だけで運転した場合

機種静音・しずか中・標準最大の運転
ダイキン MCK557A6W:約134円19W:約424円ターボ70W:約1,562円
ダイキン MC557A6W:約134円16W:約357円ターボ49W:約1,094円
シャープ KI-WS503.8W:約85円14W:約312円強52W:約1,161円
パナソニック F-VXW905.5W:約123円11W:約246円強88W:約1,964円

表からは次のことが分かります。

  • 金額を大きく変えるのは風量の設定です。 加湿しながら・空気清浄だけのそれぞれで、最大の運転のW数は静音の約5〜16倍です。
  • 加湿の有無による差は、風量の設定による差より小さめです。 運転ごとの差は「加湿空気清浄機の電気代」の節で比べています。
  • 1時間の電気代は1円未満の運転が多くあります。 1時間はW数×31÷1,000で、静音の3.8Wなら約0.12円、中・標準の11〜21Wで約0.34〜0.65円、最大の88Wで約2.73円です。

※計算式は 消費電力(W)÷1,000×24時間×30日×31円 です。金額は小数点以下を四捨五入しました。1日8時間なら、表の金額の3分の1です。F-VXW90の加湿しながらの強は65W(約1,451円)で、表には強より上のお急ぎ加湿を入れました。KI-WS50の静音はモニターランプを点けた時の値で、消すと3.4W(加湿しながらは4.0W)です。MC557Aは加湿のない機種なので、空気清浄だけの表に入れました。単価が31円より高い契約なら、金額はその分増えます。基本料金は含みません。

消費電力と時間を変えて試算する →

空気清浄機をつけっぱなしにした電気代|1日・1年と自動運転

中・標準の運転で24時間動き続けた場合、1日は約8〜16円、1年は約2,987〜5,703円です。

加湿しながら運転した場合(中・標準)

機種消費電力1日30日1年(365日)
ダイキン MCK557A21W約15.6円約469円約5,703円
シャープ KI-WS5016W約11.9円約357円約4,345円
パナソニック F-VXW9015W約11.2円約335円約4,073円

加湿しながらのつけっぱなしは、給水が前提です。タンクはMCK557AとKI-WS50が約2.7L、F-VXW90が約4.0Lです。中の加湿量で割ると、満水のタンクはKI-WS50(480mL/h)で約5.6時間、F-VXW90(450mL/h)で約8.9時間分です。MCK557Aが公表している加湿量はターボの500mL/hだけで、ターボなら約5.4時間分です。いずれも当サイトの計算で、加湿量は室温20℃・湿度30%での値です。F-VXW90の仕様表の連続運転時間(約4.6時間)は条件の記載がなく、強の870mL/hで割った値と同じです。

空気清浄だけで運転した場合(中・標準)

機種消費電力1日30日1年(365日)
ダイキン MCK557A19W約14.1円約424円約5,160円
ダイキン MC557A16W約11.9円約357円約4,345円
シャープ KI-WS5014W約10.4円約312円約3,802円
パナソニック F-VXW9011W約8.2円約246円約2,987円

自動運転の電気代はダイキンが条件つきで公表

風量を自動で切り換える運転の平均の消費電力は、3社とも仕様表にありません。ダイキンは、決まった条件での1日の電気代のめやすを、自動運転と節電運転で公表しています。節電運転は、ダイキンの運転モード「節電コース」での運転です。ダイキンによると、空気がきれいになると主な機能を止めて「みはり運転モード」になり、汚れを感知すると「節電モード」に戻ります。

機種1日のめやす(自動運転)1日のめやす(節電運転)30日に直すと
ダイキン MCK557A5.6円3.7円168円・111円
ダイキン MC557A5.2円2.8円156円・84円

条件は、6畳の部屋で1日にたばこを10本吸い、1本ごとに自動運転で1時間運転して(1日10回)、それ以外の時間は空気がきれいな状態とするものです。加湿空気清浄運転の電気代のめやすは異なるとされています。MCK557Aの5.6円は、標準のまま24時間動かした場合(約14.1円)の約4割です。30日の金額は当サイトの計算で、部屋の汚れ方や運転の設定が違えば金額も変わります。

つけっぱなしと電源を切った場合の差

ダイキンのQ&Aは、人がいない部屋は空気の流れがなくホコリがたまりやすいとして、外出中も運転するよう勧めています。

電源を切っても、プラグを差したままなら待機時の消費電力がかかります。KI-WS50は約0.4W、F-VXW90は0.5W(Wi-Fi接続時は約2.0W)です。KI-WS50を毎日8時間切った場合と、その間も動かした場合の差は、30日で静音(3.8W)なら約25円、中(14W)なら約101円です。待機時の約0.4Wを引いた当サイトの計算です。

運転時間や水の量で交換時期が決まる部品は、つけっぱなしにすると早めに交換が必要になります。シャープのイオン発生ユニットは、1日24時間の連続運転で約2年が交換の目安です(交換部品の節で説明します)。

加湿空気清浄機の電気代|加湿すると高くなる?

同じ運転名で比べると、加湿しながらのほうが消費電力が0.6〜5W大きい運転が多く、24時間×30日の差は約13〜112円です。シャープとパナソニックの強は逆で、加湿しながらのほうが小さくなります。

ダイキン MCK557A

運転空気清浄のみ加湿しながら30日の差
しずか6W8W約45円増
弱10W(2.0㎥/分)15W(2.4㎥/分)約112円増
標準19W21W約45円増
ターボ70W72W約45円増

シャープ KI-WS50

運転空気清浄のみ加湿しながら30日の差
静音3.8W4.4W約13円増
中14W16W約45円増
強52W(5.1㎥/分)24W(3.6㎥/分)約625円減

パナソニック F-VXW90

運転空気清浄のみ加湿しながら30日の差
静音5.5W(1.1㎥/分)9.3W(2.0㎥/分)約85円増
中11W(3.1㎥/分)15W(3.6㎥/分)約89円増
強88W(8.7㎥/分)65W(7.6㎥/分)約513円減

消費電力の後ろの( )は風量です。書いていない運転は、加湿しながらでも風量が同じです。

3機種とも加湿は気化式です。シャープは、加湿フィルターで水が気化する時に空気の熱が奪われるため、吹き出す風の温度は室温より低くなると説明しています。風量が同じ運転どうしでは、加湿による増加は0.6〜2Wです。差が大きいのは、加湿中に風量が変わる運転です。

  • 加湿を切って下がるのは数W分です。 MCK557Aを標準で24時間動かす場合、加湿を切ると30日で約45円下がります。
  • 加湿しながら強く運転すると、機種の差が開きます。 最大の運転のW数は、KI-WS50の強が24W、MCK557Aのターボが72W、F-VXW90のお急ぎ加湿が86Wです。風量は順に3.6・5.5・8.6㎥/分です。KI-WS50はW数が小さい分、風量も小さく、加湿しながらの適用床面積は〜10畳です(MCK557Aは〜16畳、F-VXW90は〜20畳)。
  • 加湿器を別に使う場合と比べられます。 1日8時間×30日で、KI-WS50の加湿しながらの強(24W・600mL/h)は約179円で、空気清浄も同時に動いた金額です。気化式加湿器のパナソニック FE-KX05D(強8W・500mL/h)は約60円です。スチーム式加湿器の象印 EE-DG50(加湿時410W・480mL/h)は、湯沸かしの分を除いて約3,050円です。方式ごとの加湿器の金額は加湿器の電気代で比べています。

電気代と使い方で選ぶ4機種

同じ運転どうしで比べると、中・標準の24時間×30日は、加湿しながらで約335〜469円、空気清浄のみで約246〜424円です。機種による差は月200円以内なので、当サイトでは、機種は部屋の広さ・加湿量・置き場所・交換部品で選び、電気代は運転の設定で抑える見方をとっています。

この記事の畳数は、2026年3月に改定された業界基準(新基準、JEM1467:2026)での空気清浄の適用床面積です。日本電機工業会の案内によると、新基準の畳数は旧基準より小さく出ます。たとえばF-VXW90の空気清浄のみは、新基準で〜23畳、旧基準で〜40畳です。販売店の商品名には、旧基準の畳数や、木造・プレハブで分けた加湿の畳数(別の規格)が書かれていることもあります。

優先すること機種確かめたい点
10畳までの部屋で、加湿しながらの強の消費電力を小さくしたいシャープ KI-WS50加湿しながらの強は24Wで、風量は3.6㎥/分(空気清浄のみの強は5.1㎥/分・52W)。新基準の畳数は加湿しながら〜10畳
広い部屋で加湿量がほしいパナソニック F-VXW90最大加湿量930mL/hのお急ぎ加湿は86W。加湿しながら〜20畳(新基準)
加湿と空気清浄を1台にして、床の面積を小さくしたいダイキン MCK557A幅・奥行270mm。加湿だけの運転はできない
加湿は別の機器に任せたいダイキン MC557Aターボ49W。高さ450mmで、加湿の手入れがない

電気代で比べる4機種の公称値

消費電力・加湿量・適用床面積はメーカー公称値で、2026年11月3日に確認しました。適用床面積は2026年3月に改定された業界基準(新基準、JEM1467:2026)の値で、旧基準の畳数より小さく出ます。24時間×30日の金額は、公称の消費電力と目安単価31円/kWhからの当サイトの計算です。順位ではなく、実機の試験もしていません。

  • 10畳までの部屋で、加湿しながらの強の消費電力を小さくしたい

    シャープ KI-WS50

    消費電力(加湿しながら)
    静音4.4W・中16W・強24W
    消費電力(空気清浄のみ)
    静音3.8W・中14W・強52W
    24時間×30日(中・標準)
    加湿しながら約357円・空気清浄のみ約312円
    最大加湿量
    600mL/h
    適用床面積(新基準)
    空気清浄のみ〜14畳・加湿しながら〜10畳

    加湿しながらの強の24Wは、風量3.6㎥/分の時の値です(空気清浄のみの強は5.1㎥/分・52W)。加湿しながらの適用床面積は〜10畳で、運転ごとの1時間の電気代が仕様表に載っています。

  • 広い部屋で加湿量がほしい

    パナソニック F-VXW90

    消費電力(加湿しながら)
    静音9.3W・中15W・強65W・お急ぎ加湿86W
    消費電力(空気清浄のみ)
    静音5.5W・中11W・強88W
    24時間×30日(中・標準)
    加湿しながら約335円・空気清浄のみ約246円
    最大加湿量
    930mL/h(お急ぎ加湿)
    適用床面積(新基準)
    空気清浄のみ〜23畳・加湿しながら〜20畳

    4機種で最大風量(8.7㎥/分)と最大加湿量が最も大きく、お急ぎ加湿は86Wです。待機電力は0.5W(Wi-Fi接続時は約2.0W)です。

  • 加湿と空気清浄を1台にして、床の面積を小さくしたい

    ダイキン MCK557A

    消費電力(加湿しながら)
    しずか8W・標準21W・ターボ72W
    消費電力(空気清浄のみ)
    しずか6W・標準19W・ターボ70W
    24時間×30日(中・標準)
    加湿しながら約469円・空気清浄のみ約424円
    最大加湿量
    500mL/h
    適用床面積(新基準)
    〜16畳(加湿しながらも同じ)

    幅と奥行が270mmの縦長の本体です。ダイキンは、決まった条件での自動運転の1日の電気代のめやす(空気清浄運転で5.6円)も公表しています。

  • 加湿は別の機器に任せたい

    ダイキン MC557A

    消費電力(加湿しながら)
    加湿機能なし
    消費電力(空気清浄のみ)
    しずか6W・標準16W・ターボ49W
    24時間×30日(中・標準)
    約357円
    最大加湿量
    なし
    適用床面積(新基準)
    〜16畳

    MCK557Aと同じ〜16畳・最大風量5.5㎥/分で、ターボの消費電力は49Wです。本体の高さは450mmです。

畳数の新基準と旧基準の違いや、フィルターの手入れなど、電気代以外の選び方は空気清浄機の選び方で比べています。

メーカー別の電気代|ダイキン・シャープ・パナソニックの公表値

3社とも、公表している電気代は31円/kWh(税込)で計算されています。載せている場所や、0.01円単位か0.1円単位かは各社で違います。ダイキンとパナソニックの公表額は、当サイトで確かめると、どれもW数×31円÷1,000をそれぞれの単位で切り上げた値と同じです。ただし、端数の扱いは公式に書かれていません。この記事の30日の金額は、3社ともW数から計算しています。

ダイキン MCK557A・MC557Aの電気代

加湿ストリーマ空気清浄機 MCK557Aとストリーマ空気清浄機 MC557Aは、ダイキンの2027年モデルです。ダイキンの仕様一覧は、2機種の運転ごとの消費電力と1時間の電気代を載せています。

運転MCK557A 加湿しながらMCK557A 空気清浄のみMC557A
しずか8W・0.25円6W・0.19円6W・0.19円
弱15W・0.47円10W・0.31円9W・0.28円
標準21W・0.66円19W・0.59円16W・0.50円
ターボ72W・2.24円70W・2.17円49W・1.52円

円はダイキン公表の1時間の電気代です。MCK557Aの加湿しながらの標準とターボは、表示のW数から計算すると0.65円と2.23円で、公表額のほうが0.01円大きくなります。

  • 定格消費電力はMCK557Aが70W、MC557Aが49Wです。MCK557Aの最大消費電力72Wは、加湿空気清浄運転時の値と注記されています。
  • しずかは運転音を抑えた微風運転で、ダイキンは空気清浄・脱臭の能力が下がると注記しています。
  • 加湿だけの運転はできません。 加湿中も空気清浄が動きます。
  • 自動運転と節電運転の1日の電気代のめやすは、つけっぱなしの節で紹介しました。

※価格・在庫は変動します。購入先でご確認ください。

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シャープ KI-WS50の電気代

シャープの仕様表は、運転ごとの1時間の電気代を載せています。KI-WS50は、シャープの空気清浄機の全製品一覧に載っている現行機です。

運転加湿しながら空気清浄のみ
静音4.4W・約0.14円(1.0㎥/分・加湿200mL/h)3.8W・約0.12円(1.0㎥/分)
中16W・約0.50円(2.8㎥/分・480mL/h)14W・約0.43円(2.8㎥/分)
強24W・約0.74円(3.6㎥/分・600mL/h)52W・約1.6円(5.1㎥/分)

円はシャープ公表の1時間の電気代です。静音の値はモニターランプを点けた時で、ランプを「切」にすると、加湿しながら4.0W・約0.12円、空気清浄のみ3.4W・約0.11円です。

  • 仕様表のモニターの欄に「電気代モニター」があります。
  • 待機時消費電力は約0.4Wです。
  • 就寝時向けのエコ運転は、モニターの眩しさと風量を抑えて運転します(シャープ)。
  • 新基準の適用床面積は、空気清浄のみで〜14畳、加湿しながらで〜10畳です。

シャープ KI-WS50の販売店

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パナソニック F-VXW90の電気代

パナソニックの仕様表は運転ごとの消費電力を載せていて、1時間の電気代はお急ぎ加湿の約2.7円を公表しています。運転ごとの1時間の電気代の目安(0.1円単位)は、パナソニックの空気清浄機の比較表にあります。F-VXW90は2024年発売で、比較表に載っている5機種の1つです。

運転加湿しながら空気清浄のみ
静音9.3W・0.3円(2.0㎥/分・300mL/h)5.5W・0.2円(1.1㎥/分)
中15W・0.5円(3.6㎥/分・450mL/h)11W・0.4円(3.1㎥/分)
強65W・2.1円(7.6㎥/分・870mL/h)88W・2.8円(8.7㎥/分)
お急ぎ加湿86W・2.7円(8.6㎥/分・930mL/h)—

円はパナソニックが比較表で公表している1時間の電気代の目安です。空気清浄のみの強・中と加湿しながらの強は、W数×31円÷1,000の計算(約2.73円・約0.34円・約2.02円)より大きい値です。

  • 待機電力は0.5Wで、Wi-Fiに接続している時は約2.0Wです。
  • 新基準の適用床面積は、空気清浄のみで〜23畳、加湿しながらで〜20畳です。
  • 最大風量8.7㎥/分と最大加湿量930mL/hは、この記事の4機種で最も大きい値です。

パナソニック F-VXW90の販売店

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消費電力(W)別の電気代【5W・20W・50Wなど】

手元の機種は、仕様表の運転ごとのW数を下の表に当てはめると金額が分かります。式は W÷1,000×時間×31円 です。考え方は電気代の計算方法で説明しています。

消費電力1時間1日8時間×30日24時間×30日
5W約0.16円約37円約112円
10W約0.31円約74円約223円
15W約0.47円約112円約335円
20W約0.62円約149円約446円
30W約0.93円約223円約670円
50W約1.55円約372円約1,116円
70W約2.17円約521円約1,562円
90W約2.79円約670円約2,009円

1年(365日)つけっぱなしにした金額は、24時間×30日の約12.2倍です。自動運転の金額は、どの運転で何時間動いたかで決まります。

電気代のほかにかかる交換部品

空気清浄機の維持費には、電気代のほかに交換部品の費用があります。各社の交換の目安と、その目安の条件は次のとおりです。

機種部品交換の目安メーカーの条件
シャープ KI-WS50プラズマクラスターイオン発生ユニット約2年1日24時間の連続運転。1日8時間なら約6年
シャープ KI-WS50Ag+イオンカートリッジ約1年1日平均2.5Lの水を使った場合。水の総使用量900Lが目安
シャープ KI-WS50集じん・脱臭フィルター約10年1日にたばこ5本の場合。使い方で早まることがある
シャープ KI-WS50加湿フィルター約10年1日8時間の加湿空気清浄。使い方や洗い方で早まることがある
ダイキン MCK557A・MC557A集塵フィルター約10年たばこ1日5本以上の基準。使用状況で短くなることがある
ダイキン MCK557A・MC557Aストリーマユニット約10年風量自動で1日24時間運転、たばこ1日5本の試験条件
ダイキン MCK557A加湿フィルター約10年仕様一覧に条件の注記なし
ダイキン MCK557A・MC557A脱臭フィルター交換不要必要に応じて購入できる
パナソニック F-VXW90集じん・脱臭フィルター約10年強いニオイがあると短くなることがある
パナソニック F-VXW90加湿フィルター約10年1日8時間運転での算出。使い方で早まることがある
パナソニック F-VXW90イオンユニット交換不要購入後10年間の交換部品はフィルターだけ

シャープは交換部品の希望小売価格(税込)を別売オプション品の案内で公表しています。イオン発生ユニット(IZ-C90MR)は3,410円、Ag+イオンカートリッジ(FZ-AG01K1)は1,210円です。

つけっぱなしで差が出るのは、運転時間や水の量で交換時期が決まる部品です。KI-WS50を24時間動かすと、イオン発生ユニットは約2年ごとの交換になり、1年あたり約1,705円です(3,410円÷2年、当サイトの計算)。

Ag+イオンカートリッジは水の総使用量900Lが交換の目安なので、加湿しながらつけっぱなしにして水を多く使うと、交換は1年より早くなります。たとえば中の加湿量480mL/hのまま24時間動くと1日約11.5Lで、約78日で900Lになります。この例では1年に約4.7個の交換で、1個1,210円(税込)なら年約5,650円です(当サイトの計算)。この加湿量は室温20℃・湿度30%での値で、シャープは部屋の広さ・構造・材質で変わると案内しています。

加湿しながら中で1年動かした電気代の約4,345円と比べると、イオン発生ユニットは約4割、この例のAg+イオンカートリッジは約1.3倍です。実際に使う水の量が少なければ、カートリッジの費用はその分小さくなります。

加湿フィルターの約10年は、シャープとパナソニックとも1日8時間の運転での目安です。ダイキンのストリーマユニットの約10年は、1日24時間の運転を含む試験条件での目安です。パナソニックはイオンユニットの交換が不要と案内しています。

フィルターの手入れの頻度や、10年間の交換部品の比べ方は空気清浄機の選び方にまとめています。

空気清浄機の電気代を抑える使い方

  • 自動運転や節電運転を使う:ダイキンの条件では、MCK557Aの1日の電気代のめやすは自動運転で5.6円、節電運転で3.7円です。条件(6畳で1日にたばこ10本など)は、つけっぱなしの節に書きました。
  • 最大の運転を長く続けない:最大の運転のW数は、中・標準の約1.5〜8倍です。パナソニック公表の1時間の電気代では、F-VXW90の空気清浄のみの強(88W)が2.8円、中(11W)が0.4円です。
  • 寝室ではモニターランプを消す:KI-WS50の静音は、モニターランプを消すと3.8Wが3.4Wになります。差は1日8時間×30日で約3円です。
  • 単価を自分の契約に合わせる:31円/kWhは目安です。単価が31円より高い契約なら、金額はその分増えます。電力会社の見直しは電気代の節約方法で説明しています。

よくある質問

Q. 空気清浄機の電気代は1ヶ月いくらですか? A. 1日8時間×30日の試算で、中・標準の運転は約82円〜156円、静音は約28円〜69円です(この記事の4機種、加湿しながらの運転を含む)。24時間つけっぱなしの金額は、この3倍です。

Q. 空気清浄機を24時間つけっぱなしにすると電気代はいくらですか? A. 中・標準の運転なら、1日約8〜16円、30日約246〜469円、1年約2,987〜5,703円です。最大の運転のまま動き続けると、30日約536〜1,964円になります。

Q. 空気清浄機の電気代は1時間いくらですか? A. 仕様表の消費電力から計算すると、静音で約0.12〜0.29円、中・標準で約0.34〜0.65円、最大の運転で約0.74〜2.73円です。運転ごとの1時間の電気代は、ダイキンとシャープが仕様表に、パナソニックが比較表に載せていて、この計算との差は0.1円未満です。

Q. 加湿空気清浄機は、加湿すると電気代が高くなりますか? A. 同じ運転名で比べると、加湿しながらのほうが24時間×30日で約13〜112円高い運転が多くあります。シャープ KI-WS50とパナソニック F-VXW90の強は逆で、加湿しながらのほうが風量もW数も小さくなります(52W→24W、88W→65W)。

Q. シャープ・ダイキン・パナソニックの加湿空気清浄機の電気代はいくらですか? A. 加湿しながら中・標準で24時間×30日動かすと、パナソニック F-VXW90は約335円です。シャープ KI-WS50は約357円、ダイキン MCK557Aは約469円です。最大の運転では、KI-WS50の強が約536円、MCK557Aのターボが約1,607円、F-VXW90のお急ぎ加湿が約1,920円です。風量は順に3.6・5.5・8.6㎥/分です。

Q. 加湿空気清浄機と加湿器では、どちらの電気代が安いですか? A. 加湿器の方式で変わります。1日8時間×30日では、KI-WS50の加湿しながらの強は約179円です。気化式加湿器のFE-KX05Dより高く、スチーム式加湿器のEE-DG50より安い計算です。金額と条件は「加湿空気清浄機の電気代」の節で比べています。

Q. 空気清浄機は、つけっぱなしと電源を切るのとどちらがよいですか? A. ダイキンは外出中も運転するよう勧めています。KI-WS50を毎日8時間切った場合と、その間も動かした場合の電気代の差は、30日で静音なら約25円、中なら約101円です。待機時の約0.4Wを引いた計算です。シャープのイオン発生ユニットやAg+イオンカートリッジのように、運転時間や水の量で交換時期が早く来る部品もあります。

Q. 記事の金額は実測ですか? A. いいえ。メーカー公式の消費電力と31円/kWhからの試算と、メーカーが公表した電気代です。当サイトの実機の測定や、実際の請求額の調査ではありません。

出典と確認日

仕様と案内の確認日はすべて2026年11月3日です。販売中の全機種を調べたものではなく、公式の値を確認できた機種の比較です。

※電気代は消費電力・使用時間・契約単価で変わります。本記事の金額は公式の値と単価31円/kWhからの試算で、当サイトの実測ではなく、実際の請求額を保証するものではありません。ほかの家電の電気代は家電の電気代と選び方にまとめています。

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