💧 除湿機の電気代は1ヶ月いくら?方式別の早見表と節約のコツ

除湿機の電気代は1ヶ月いくら?方式別の早見表と節約のコツ

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除湿機の電気代は1時間およそ5〜16円、1日5時間なら1ヶ月930〜2,325円が目安です(単価31円/kWh)。部屋干し1回なら約13円。方式とモードで3倍変わります。自分の機種で確かめたい人向けに、実数と計算式で解説します。

除湿機の電気代は1ヶ月いくら?【方式別の結論】

急いでいる人向けに、代表的な使い方(1日5時間・単価31円/kWh・除湿モード)での目安をまとめました。

方式(消費電力の目安)1時間1日(5時間)1ヶ月(30日)本体の価格帯(実売の目安)向く人・向く季節
ペルチェ式(約25〜40W)約0.8〜1.2円約4〜6円約120〜190円3,000〜8,000円前後クローゼット・下駄箱など狭い場所
コンプレッサー式(約200W)約6.2円約31円約930円1〜3万円台が中心梅雨〜夏の部屋干し。電気代最優先の人
ハイブリッド式(約300W)約9.3円約47円約1,395円5〜9万円台が中心通年で毎日使う人。初期費用を許容できる人
デシカント式(約500W)約15.5円約78円約2,325円1〜3万円台が中心冬の結露・寒い脱衣所や北側の部屋

結論の要点は3つです。

  • 総合おすすめ=コンプレッサー式。部屋干しの主戦場である梅雨〜夏に強く、電気代がデシカント式のおよそ3分の1で済みます。
  • 予算重視(1万円台〜)=コンプレッサー式の小型機。ペルチェ式は月100円台と激安ですが、除湿能力が桁違いに小さく部屋干しには使えません(後述)。
  • 冬も使う・通年運転=ハイブリッド式。本体は高い(実売5〜9万円台が中心)ぶん、デシカント式を通年で回すよりランニングは安く付きます。

自分の機種の消費電力(W)で正確に出すなら電気代計算ツールが便利です。

部屋干し1回の電気代は約13円|他の乾燥手段と比べる

「1ヶ月いくら」より先に知りたいのは、たいてい部屋干し1回でいくらでしょう。パナソニックが公表している比較(衣類約4kg・31円/kWh換算)が分かりやすいので引用します。

乾かす手段(機種)1回の電気代乾燥時間
扇風機(F-C324B・40W)約10円約8時間
衣類乾燥除湿機(F-YHX200B・340W)約13円約72分
洗濯乾燥機(NA-LX113CL)約52円約119分
浴室乾燥機(FY-13UG7E・1250W)約116円約3時間

出典: パナソニック「部屋干しの電気代」

💡 除湿機は「安い」だけでなく「速い」

扇風機と除湿機は1回の電気代がほぼ同じ(10円と13円)なのに、乾燥時間は8時間と72分で6倍以上の差。3円の差で6倍速いなら、除湿機を選ばない理由はほとんどありません。浴室乾燥機との差は1回あたり約103円=毎日使えば1ヶ月で約3,090円の差になります。

ここがこの記事で一番言いたいところです。電気代はW×時間で決まるので、ワット数が大きくても短時間で乾けばトータルは安い。「消費電力が小さい家電=安い」ではありません。扇風機8時間の部屋干しは、電気代が安く見えて生乾き臭のリスクを抱えたまま、部屋を占領し続けます。

カタログの消費電力が2つ書いてある問題

除湿機のカタログを見ると、消費電力が2つ以上書いてあることがほとんどです。これが「サイトで見た金額と自分の機種が合わない」最大の原因です。

機種除湿(衣類乾燥なし)衣類乾燥・速乾モード1時間の差
コロナ CD-H1026195W(約6.0円/h)495W(約15.3円/h)約2.5倍
シャープ CV-TH150305W(約9.5円/h)695W(約21.5円/h)約2.3倍
パナソニック F-YHX200B340W(約10.5円/h・梅雨)830W(約25.7円/h・速乾)約2.4倍
デシカント式の一例295W(約9.2円/h・標準)465W(約14.4円/h・速乾)約1.6倍

※消費電力はメーカー公表値(各社カタログ・ENEOS Powerエネチェンジまちエネ掲載値)。金額は当サイトが31円/kWhで計算した概算です。

独自の判断軸をひとつ。速乾モードは1時間あたり2倍以上高いのに、多くの人が「部屋干し=とりあえず速乾」で回しています。でも乾燥時間が2倍速くなるわけではありません(速乾は送風を強める分だけ短縮するイメージ)。急いでいない日は通常の衣類乾燥モードでいい、というのが電気代的には正解です。夜に干して朝に取り込むなら、速乾を使う理由はゼロです。

⚠️ カタログのWは「どっちを見るか」で決める

部屋干しがメインなら衣類乾燥モードのW、結露・カビ対策で部屋の湿度だけ下げたいなら除湿モードのWを早見表に当てはめてください。カタログの小さいほうの数字だけを見て予算を立てると、実際は2倍以上かかります。

除湿機の電気代 早見表(消費電力×使用時間)

お使いの機種の消費電力(W)を仕様書やカタログで確認し、近い行を見てください。単価は目安31円/kWhで計算した概算です。1年は「毎日5時間×365日」で計算した理論上の上限で、実際は季節限定の使用なのでこれより小さくなります。

消費電力1時間1日(5時間)1ヶ月(30日)1年(理論上・毎日5時間)
25W(ペルチェ式)約0.8円約4円約116円約1,410円
150W(省エネなコンプレッサー式)約4.7円約23円約698円約8,500円
200W(一般的なコンプレッサー式)約6.2円約31円約930円約11,300円
300W(大能力・ハイブリッド式)約9.3円約47円約1,395円約17,000円
500W(一般的なデシカント式)約15.5円約78円約2,325円約28,300円
700W(大能力デシカント式・速乾)約21.7円約109円約3,255円約39,600円
830W(大能力ハイブリッド・速乾)約25.7円約129円約3,860円約46,900円

計算式は 消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h) × 31円 です。たとえば500Wを5時間なら 0.5kW × 5h × 31円 = 約78円。同じ5時間でも、200Wと500Wでは1ヶ月で1,000円以上の差になります。

参考までに、実際に売られている機種の公表消費電力(除湿モード)を当サイトで換算するとこうなります。

  • コロナ CD-S6325:180W(木造7畳)→ 約5.6円/h・1日5時間で1ヶ月約837円
  • パナソニック F-YHX90B:165W(木造6畳)→ 約5.1円/h・1日5時間で1ヶ月約767円
  • シャープ CV-T60:510W(木造6畳)→ 約15.8円/h・1日5時間で1ヶ月約2,372円

同じ「木造6畳クラス」でも、方式が違えば1ヶ月で3倍差。畳数表示だけで選ぶと電気代を大きく外します

💡 単価31円/kWhの根拠

31円/kWh(税込)は家電公正取引協議会が定める電気料金目安単価で、令和4年7月22日に27円から改定されたものです(経済産業省 電力・ガス取引監視等委員会の電力取引報にもとづく全国的な集計値)。メーカーのカタログの「電気代目安」もこの単価で計算されています。出典: 家電公取協 Q&A

方式で電気代が変わる理由と、正直な短所

除湿機は湿気の取り方(方式)で消費電力がまるで違います。ここが電気代を左右する最大のポイントです。良いところだけでなく、短所も併記します。

  • ペルチェ式:電子冷却素子で水分を取る。消費電力25〜40Wと圧倒的に安く、静か。短所=除湿能力が他方式に比べて桁違いに小さく、部屋干しにも居室の除湿にも能力が足りません。用途はクローゼット・シューズボックス・洗面所などの小空間限定です。「除湿機の電気代が月186円」は安く見えますが、部屋干しの代わりにはなりません
  • コンプレッサー式:空気を冷やして水分を取る(エアコンと同じ仕組み)。約150〜300Wで省エネ、梅雨〜夏に強い。短所=コンプレッサーの振動音・動作音があり、寝室での夜間運転には向かないことがあります。また気温が下がると除湿能力が落ちるため、冬の結露対策には力不足です。
  • デシカント式:乾燥剤(ゼオライト)とヒーターで水分を取る。約300〜700W。低温でも能力が落ちず、軽くて静か。短所=ヒーターを使うので電気代がコンプレッサー式の2〜3倍。さらに運転中に室温が上がるため、真夏の部屋干しには向きません。
  • ハイブリッド式:夏はコンプレッサー、冬はデシカントを自動で使い分ける。通年で効率がよい。短所=本体価格が高い(実売5〜9万円台が中心で、コンプレッサー式の2〜3倍)。サイズと重量も最大級で、部屋を移動させて使うには重い。

元が取れる年数という軸で考えてみます。ハイブリッド式(6万円)とデシカント式(2万円)の差額4万円を、電気代の差だけで回収できるか。1日5時間・年間150日使うとして、300Wと500Wの差は年間約4,650円(0.2kW × 5h × 150日 × 31円)。差額回収に約9年かかる計算です。買い替えサイクルを考えると、「通年で毎日長時間回す人」以外はハイブリッド式を電気代だけで正当化するのは難しい、というのが正直なところ。ハイブリッド式は電気代ではなく冬も夏も1台で済ませる利便性にお金を払う機種だと考えてください。

方式の詳しい違いと目的別の選び方は除湿機の選び方でまとめています。

電気代で損しない除湿機の選び方【5つの軸】

1. タイプ・方式で選ぶ(電気代への影響が最大)

前章のとおり、方式だけで電気代は3倍変わります。梅雨〜夏メインならコンプレッサー式(迷ったらこれ)、冬の結露・寒い脱衣所メインならデシカント式通年フル稼働ならハイブリッド式クローゼットや靴箱ならペルチェ式。この分岐を最初に決めてから、他のスペックを見てください。

2. 除湿能力(L/日)と部屋の広さで選ぶ

除湿能力の表示は「木造○畳/鉄筋○畳」の2本立てで、鉄筋は木造の約2倍の畳数が書いてあります(鉄筋のほうが気密性が高いため)。木造なら小さいほうの数字を見ます。

ここで効く判断軸が「能力が高い=電気代が高い、ではない」。能力に対して部屋が広すぎると、除湿機はいつまでも止まらずフル稼働し続けて結局高くつきます。逆に余裕のある能力なら、目標湿度に早く到達して自動で運転を弱めます。部屋の広さに対してワンランク上の能力を選ぶほうが、トータルの電気代は安くなりやすいのが実感に近いところです。

3. 湿度センサー・自動停止の有無で選ぶ

早見表の金額は「フル稼働しっぱなし」の理論値です。湿度センサー付きで目標湿度に達したら運転を弱める・止まる機種なら、実際の電気代は表よりかなり安くなります。この記事のどの節約術より効果が大きいのがセンサー付きを選ぶことです。

4. 連続排水に対応しているかで選ぶ

タンク式は満水になると停止します。「つけっぱなしにしたのに朝タンクが満水で3時間止まっていた」=電気代は使ったのに乾いていないという最悪のパターン。ホースで排水できる連続排水対応なら、これを避けられます。留守中や就寝中に回す人は必須級です。

5. 買い替え年数で選ぶ(古い機種は電気代が高い)

10年前の機種を使い続けているなら、買い替えが最大の節電です。パナソニックはエコ・ハイブリッド方式について、従来品F-YHVX120比で消費電力を約69%削減(JIS基準)と公表しています。年間の電気代が数千円変わるなら、本体代の一部は回収できます。

商品カードには楽天市場の実売価格・購入者レビューの件数と平均評価を表示しています。レビュー件数が多く評価4.0以上の機種は、除湿能力や静音性で大きな外れが少ない傾向。カタログの消費電力(W)をカードの仕様で確認し、上の早見表に当てはめれば、その機種の電気代がその場で分かります。風量・タンク容量・対応畳数など電気代以外の選び方は除湿機の選び方で詳しくまとめています。

除湿機をつけっぱなしにすると電気代は?

部屋干しや梅雨時に24時間つけっぱなしにするケースの目安です(湿度に応じて自動で運転を弱める機種は、実際にはこれより安くなります)。

方式(消費電力)1日(24時間)1ヶ月(30日)
コンプレッサー式(200W)約149円約4,464円
ハイブリッド式(300W)約223円約6,696円
デシカント式(500W)約372円約11,160円

24時間フル稼働はさすがに割高です。とくにデシカント式の月11,160円は、エアコンを毎日8時間つけるより高い水準。デシカント式のつけっぱなしは避けるのが賢明です。

つけっぱなしと、こまめにON/OFF、どっちが安い?

基本はこまめに切るほうが安いです。エアコンと違って除湿機は起動時の突入電力がほとんどなく、「つけっぱなしのほうが得」という理屈が成り立ちません。目標湿度に達したら切る、部屋干しが乾いたら切る、が正解です。

ただし例外が2つ。①湿度センサー付きで自動運転できる機種は、つけっぱなしでも湿度が下がれば勝手に弱運転になるので、手動ON/OFFとの差は小さくなります。②梅雨時の締め切った部屋は、切ると湿度がすぐ戻り、再度下げるのに余計な時間がかかります。この場合は目標湿度を60%程度に設定して自動運転させるほうが結果的に安上がりです。

⚠️ つけっぱなしで気をつける3点

①タンク満水で停止すると電気代だけかかって乾きません(連続排水対応機を推奨)。②フィルターにホコリが詰まると風量が落ち、同じ電気代で除湿量が減ります。掃除の頻度は取扱説明書の指示に従ってください(2週間に1回程度をすすめる機種が多いです)。③本体まわりに物を置いて吸気・排気を塞ぐと効率が落ちます。長時間の無人運転は、取扱説明書で許容されているか確認してください。

他の家電と電気代を比較

除湿機の電気代の「相場観」をつかむために、夏によく使う家電と1ヶ月あたりで並べてみます(いずれも単価31円/kWh・代表的な使い方での概算)。

家電(使い方)1時間1ヶ月の目安
ペルチェ式除湿機(25W・8時間/日)約0.8円約186円
扇風機(40W・8時間/日)約1.2円約298円
エアコン 弱冷房除湿(8時間/日)約5.3円約1,272円
除湿機・コンプレッサー式(200W・5時間/日)約6.2円約930円
エアコン冷房(8時間/日)約12.4円約2,976円
除湿機・デシカント式(500W・5時間/日)約15.5円約2,325円
エアコン 再熱除湿(8時間/日)約16.8円約4,032円

※エアコンの1時間あたりの金額はTEPCOくらひろの試算値(31円/kWh・2025年5月時点・2025年モデルの省エネ性能で補正)を引用し、1ヶ月分は当サイトが8時間/日×30日で換算した概算です。扇風機はパナソニック F-C324B(40W)の公表値にもとづく当サイト換算。

除湿機はエアコンほどではないものの、扇風機よりはずっと電気を使う家電です。とくにデシカント式は「隠れ電気食い」になりがち。他の家電もまとめて見直したい人は家電の電気代まとめエアコンの電気代もどうぞ。

部屋干し・電気代の節約7つのコツ

同じ機種でも、使い方しだいで電気代は下げられます。ポイントは「除湿の効率を上げて運転時間を短くする」ことです。効果の大きい順に並べました。

  • 1. 締め切った部屋で使う:窓を開けると外の湿気が入り込み、いつまでも除湿が終わらず電気代がかさみます。最も効果が大きく、コストゼロ。
  • 2. サーキュレーター・扇風機を併用する:洗濯物に風を当てると乾きが早くなり、除湿機の運転時間そのものを短縮できます。送風機の電気代は月300円ほどで、短縮効果のほうが上回ります。
  • 3. 吹出口と洗濯物の距離を40cm以上あける:パナソニックが取扱いで示している設置条件です。近すぎると風が回らず、かえって乾きが遅くなります。
  • 4. 湿度設定・タイマーを使う:目標湿度(50〜60%程度)に達したら止まる設定にすれば、回しすぎを防げます。
  • 5. 速乾モードを常用しない:前述のとおり1時間あたり2倍以上。急がない日は通常モードで十分です。
  • 6. フィルターを定期的に掃除する:ホコリが詰まると風量が落ち、同じ電気代で除湿量が減ります。頻度は取扱説明書に従ってください(2週間に1回程度が目安の機種が多い)。地味ですが効きます。
  • 7. 洗濯物の間隔をあける・厚物は外側に:乾燥時間が縮めば、そのまま電気代が縮みます。

【PR】使い方を詰めきったら、最後は電力量単価そのものを見直す手もあります。関東(東京電力エリア)なら電気とガスをまとめられる東急でんき&ガスのようなセット割も選択肢です(供給エリア・料金条件・割引の有無は公式サイトでご確認ください)。ただし除湿機は季節家電なので、単価の見直しは除湿機単体でなく家全体の使用量で判断するのがおすすめです。

よくある質問

Q. 除湿機の電気代は1ヶ月いくら? A. 単価31円/kWhの概算で、省エネなコンプレッサー式(200W)を1日5時間使うと1ヶ月約930円、デシカント式(500W)なら約2,325円が目安です。ペルチェ式(25W・8時間/日)なら約186円。方式・モード・使用時間で大きく変わります。

Q. 除湿機の電気代は1時間でいくら? A. コンプレッサー式(200W)で約6.2円、ハイブリッド式(300W)で約9.3円、デシカント式(500W)で約15.5円が目安です(単価31円/kWh)。消費電力(W)がわかれば電気代計算ツールで正確に計算できます。

Q. 部屋干し1回の電気代はいくら? A. 衣類約4kgで約13円が目安です(パナソニック F-YHX200B・340Wで約72分・31円/kWh換算)。同じ条件で洗濯乾燥機なら約52円、浴室乾燥機なら約116円なので、除湿機は「安くて速い」選択肢です。

Q. 除湿機を一ヶ月つけっぱなしにするといくら? A. 24時間つけっぱなしにすると、コンプレッサー式(200W)で1ヶ月約4,464円、デシカント式(500W)で約11,160円が目安です。除湿機は起動時の突入電力がほぼないので、基本はこまめに切るほうが安い。湿度センサー付きなら自動で弱運転になるため差は小さくなります。

Q. カタログに消費電力が2つ書いてあります。どっちで計算する? A. 部屋干しに使うなら衣類乾燥(速乾)モードのW、部屋の湿度を下げたいだけなら除湿モードのWです。両者は2〜2.5倍違います(例:コロナ CD-H1026=除湿195W/衣類乾燥495W)。小さいほうだけを見て予算を立てると実際は2倍以上かかります。

Q. 除湿機とエアコンの除湿(ドライ)、どっちが電気代が安い? A. エアコンのドライの種類によって逆転します。エアコンには弱冷房除湿・再熱除湿の2方式があり、TEPCOの試算では1時間あたり弱冷房除湿が約5.3円、再熱除湿が約16.8円と3倍以上の差。弱冷房除湿ならエアコンのほうが安く再熱除湿なら除湿機(コンプレッサー式・約6.2円/h)のほうが安い、というのが正確な答えです。ご自宅のエアコンがどちらかは取扱説明書で確認してください(再熱除湿は室温を下げずに除湿できる高機能側です)。詳しくはエアコンの電気代もどうぞ。

Q. コンプレッサー式とデシカント式、どっちが電気代が安い? A. コンプレッサー式です。デシカント式はヒーターを使うぶん消費電力が大きく、電気代はおよそ2〜3倍。ただしデシカント式は気温の低い冬でもよく除湿できます。一方で運転中に室温が上がるため、真夏の使用には向きません。季節で使い分けるのが理想です。

Q. 除湿能力が高い機種は電気代も高い? A. 1時間あたりは高くなりますが、トータルでは安くなることもあります。能力に対して部屋が広すぎるとフル稼働が続いて結局高くつくためで、部屋の広さに対してワンランク上の能力を選ぶほうが、目標湿度に早く到達して運転が弱まります。「W×時間」で考えるのがコツです。

Q. 除湿機の電気代を抑えるコツは? A. ①締め切った部屋で使う、②サーキュレーターを併用して運転時間を短くする、③速乾モードを常用しない、④湿度設定・タイマーで回しすぎない、⑤フィルターを2週間に1回掃除する、が効きます。方式選びまで含めた解説は除湿機の選び方へ。

Q. 部屋干しを早く乾かすには? A. 締め切った部屋で除湿機を使い、サーキュレーターや扇風機の風を洗濯物に直接当てると乾きが早くなります。除湿機の吹出口と洗濯物は40cm以上あけるのがメーカー推奨。運転時間が短くなるぶん、電気代の節約にもつながります。

※電気代は消費電力・使用時間・契約単価・室温・湿度により変わります。本記事の金額は単価31円/kWh(家電公正取引協議会の目安単価・令和4年7月22日改定)を用いた概算・目安で、実際の料金を保証するものではありません。機種の消費電力・除湿能力はメーカー公表値であり、時期・仕様変更で変わることがあります。正確な金額はお使いの機種のワット数と電気代計算ツールでご確認ください。

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