♻️ 江戸は世界一の「リサイクル都市」だった
2026-06-07
江戸時代の江戸は、人口100万人を超える世界有数の大都市でした。それでいて街は清潔に保たれていたといいます。その秘密は、徹底した「もったいない」の循環にありました。
あらゆるものに買い手がいた
江戸には、不要品を買い取って再利用する専門の商売が驚くほど多くありました。
- 紙くず買い:古紙を集めて再生紙に
- 灰買い:かまどの灰を肥料や洗剤、染色用に
- ろうそくの流れ買い:溶けた蝋を集めて再生
- 古着屋:服は何度も売買され、最後は雑巾やおむつに
直して使うのが当たり前
割れた茶碗を継ぐ「焼き接ぎ」、鍋の穴をふさぐ「鋳掛屋(いかけや)」など、修理職人が街を歩いていました。壊れたら捨てるのではなく、直して使い切るのが普通だったのです。
し尿さえも資源
人々の排せつ物(下肥)は、近郊の農家が代金を払って買い取り、畑の肥料にしました。都市で出たものが農村で食料を育て、それがまた都市に戻る——食と資源がぐるりと循環していたのです。
現代のサステナビリティの先を、江戸はすでに走っていたのかもしれません。