🚦 信号の「青」はなぜ緑色なのに青と呼ぶ?
2026-06-07
「青信号」と言いますが、よく見ると色はどちらかというと緑色。なぜ緑なのに「青」と呼ぶのでしょうか。
日本語の「青」はもともと広い
古い日本語では、「青」は今でいう青だけでなく、緑や、時には灰色までを含む広い色を指す言葉でした。その名残は今も日常にたくさんあります。
- 青葉・青菜・青々とした草(実際は緑)
- 青りんご・青虫(緑)
- 青二才(未熟さの比喩)
つまり日本人にとって「青」は、昔から「みずみずしい緑〜青」をまとめて表す感覚の言葉だったのです。
信号も「青」と呼ばれた
日本に信号が導入された当初、法令上の色は「緑」でしたが、人々は自然と「青」と呼びました。やがてその呼び名が定着し、のちに法令の表記も「青色」に合わせられたと言われています。
実際の信号機は、青と呼べる範囲で最も青みがかった緑色が使われています。緑なのに青——それは、色を見る目ではなく、日本語の歴史が決めた呼び名なのです。