🎓 履歴書の学歴の書き方|入学・卒業年の早見と注意点

履歴書の学歴の書き方|入学・卒業年の早見と注意点

履歴書で意外と手が止まるのが学歴欄です。「どこから書くのか」「西暦と和暦はどっち」「入学と卒業は同じ行でいいのか」「中退や在学中はどう書くのか」——結論から言うと、学歴欄には決まった型があります。型どおりに書けば、それだけで丁寧で読みやすい履歴書になります。

このページでは、学歴欄の基本ルールから記入例、中退・在学中・浪人などのケース別の書き方、最後の「以上」の位置、そして入学・卒業年の求め方までを一気に整理します。入学・卒業の年をすぐ知りたいときは入学・卒業年計算ツールを使うと、生年月日から一覧で確認できます。

まず押さえる基本ルール(3つ)

学歴欄は「学歴・職歴欄」の上半分に書きます。次の3点を守れば形は整います。

💡 学歴欄の3原則

①1行目の中央に「学歴」と書く ②年月は西暦か和暦のどちらかに履歴書全体で統一する ③学校名は正式名称で書く(略称・通称はNG)。

ルール1:1行目の中央に「学歴」と見出しを書く

学歴・職歴欄の1行目は空けず、中央に「学歴」と記入します。これは「ここから学歴です」という見出しの役割です。その次の行から、実際の学校名を年月順に書いていきます。学歴を書き終えたら、1行空けて中央に「職歴」と書き、職歴を続けます(職歴がない新卒などは扱いが変わります。後述)。

ルール2:西暦か和暦のどちらかに統一する

最も間違えやすいのがここです。生年月日を和暦で書いたのに学歴は西暦、といった混在は読み手に不親切で、確認の手間をかけてしまいます。生年月日・学歴・職歴・免許資格まで、履歴書全体を通してどちらか一方に揃えます。

書き方ポイント
西暦で統一2021年 4月「20〇〇年」と4桁で書く
和暦で統一令和3年 4月「令和」「平成」を省略しない(「R3」などの略記は避ける)

どちらが正解ということはありません。近年は西暦で統一する人も増えていますが、応募先から指定がある場合はそれに従います。西暦と和暦の対応がわからないときは西暦・和暦変換で確認できます。

ルール3:学校名は正式名称で書く

学校名は必ず正式名称で書きます。略さないのが基本です。

  • 高校 → 「〇〇高等学校」(「〇〇高校」は略称なのでNG)
  • 大学 → 「〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科」まで書く
  • 学科・コース・専攻がある場合はそこまで記入する
  • 公立校は「〇〇県立」「〇〇市立」を頭に付ける
⚠️ 「高校」は略称

会話では「〇〇高校」で通じますが、履歴書では正式名称の「〇〇高等学校」と書きます。大学も学部・学科まで書くのが正式です。

学歴はどこから書く?

「小学校から?」と迷いがちですが、義務教育の細かな入学まで書く必要はありません。一般的には次のいずれかから書き始めます。

  • 高校入学(または中学校卒業)から書くことが多い
  • 中途採用・転職では「高校卒業」から書けば十分なことが多い
  • 小学校入学、中学校入学などの義務教育の入学は省略されるのが通例

迷ったら「高校入学」から書き始めれば、最終学歴までの流れが自然に伝わり、失礼になりません。応募先や職種によって慣行が違うため、指定があればそれを優先します。

入学・卒業の行の書き方(記入例)

学歴でつまずきやすいのが「入学と卒業を1行にまとめてよいか」という点です。答えは別々の行に分けて書くです。1つの学校につき「入学」で1行、「卒業」で1行を使います。

記入例(西暦で統一した場合)

学歴・職歴
(中央に)学歴
20184〇〇県立〇〇高等学校 入学
20213〇〇県立〇〇高等学校 卒業
20214〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
20253〇〇大学 経済学部 経済学科 卒業見込み

記入例(和暦で統一した場合)

学歴・職歴
(中央に)学歴
平成304〇〇県立〇〇高等学校 入学
令和33〇〇県立〇〇高等学校 卒業
令和34〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
令和73〇〇大学 経済学部 経済学科 卒業見込み
💡 卒業と卒業見込み

すでに卒業していれば「卒業」、在学中で卒業予定なら「卒業見込み」と書きます。新卒の応募では「卒業見込み」を使う場面が多くなります。

ケース別の書き方(中退・在学中・浪人など)

イレギュラーがあっても、事実を簡潔に書けば問題ありません。ごまかしたり空白のままにしたりするより、正確に書くほうが信頼につながります。

中退(中途退学)

「中退」ではなく正式に「中途退学」と書きます。差し支えなければ、簡潔に理由を添えることもあります。

  • 例:〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 中途退学
  • 例(理由を添える場合):〇〇大学 〇〇学部 中途退学(家庭の事情により)

在学中に応募する場合

まだ卒業しておらず、卒業予定でもない段階(就活以外での応募など)では、「在学中」と書きます。

  • 例:〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 在学中
  • 卒業予定が決まっている新卒就活では「卒業見込み」を使う

浪人・休学・編入

浪人・休学・編入などは、入学・卒業の年に事実がそのまま反映されるので、特別な断り書きは基本的に不要です。実際に入学・卒業した年を書けば足ります。

ケース書き方の考え方
浪人浪人期間はそのまま行を作らない。実際に入学した年を「入学」の行に書けばよい
休学卒業年が延びた場合は、実際の卒業年を「卒業」の行に書く。必要なら「休学」と簡潔に補足
編入「〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 編入学」と書く。編入前の学校も学歴として記載する
留年実際に卒業した年で「卒業」の行を書く
⚠️ 浪人は行を作らない

「1年浪人」といった行をわざわざ設けません。標準どおりストレート進学した場合より入学年が後ろにずれるだけで、その実際の年を書けば浪人した事実は自然に伝わります。

学歴の最後は右端に「以上」

学歴・職歴をすべて書き終えたら、最後の行の右端に「以上」と記入して締めます。位置は状況で変わります。

  • 職歴がある場合:職歴の最後の行の、さらに次の行の右端に「以上」
  • 職歴がない場合(新卒など):学歴を書き終え、1行空けて中央に「職歴」、その次の行に「なし」と書き、さらに次の行の右端に「以上」

「以上」は「ここで学歴・職歴の記載は終わりです」という合図です。書き忘れると未完成に見えるので、最後に必ず確認しましょう。

入学・卒業年の求め方

「何年に入学したか思い出せない」ときは、生年月日から計算できます。標準的にストレート進学した場合、学年は生まれた年度で決まるためです。

早生まれに注意

1月1日〜4月1日生まれ(早生まれ)の人は、同じ年に生まれた4月2日以降の人より1学年上になります。たとえば2008年4月1日生まれと2007年4月2日生まれは同じ学年です。入学・卒業年を手計算するときは、この4月1日の境界を間違えやすいので注意してください。

ざっくりの目安

現役でストレート進学した場合の、生まれてから各段階までの年数の目安です(早生まれは1年早まる方向で調整)。

段階生まれた年からの目安
小学校 入学6歳になる年度の4月
中学校 入学12歳になる年度の4月
高校 入学15歳になる年度の4月
高校 卒業18歳になる年度の3月
大学 卒業(4年制)22歳になる年度の3月

手計算は早生まれの扱いや西暦・和暦の対応でミスが出やすい部分です。生年月日を入れるだけで小学校〜大学の入学・卒業年を西暦・和暦で一覧表示する入学・卒業年計算ツールを使えば、そのまま履歴書に転記できます。西暦と和暦を突き合わせたいときは西暦・和暦変換も便利です。

よくある質問

Q. 西暦と和暦、どちらで書くべき? A. どちらでも構いませんが、履歴書全体で必ず統一します。生年月日・学歴・職歴・免許資格までバラバラにならないように揃えましょう。応募先から指定があればそれに従います。対応は西暦・和暦変換で確認できます。

Q. 学歴はどこから書けばいい? A. 高校入学(または中学校卒業)から書くことが多く、転職では高校卒業からでも十分なことがあります。小学校・中学校の入学など義務教育の細かな入学は省略するのが通例です。

Q. 入学と卒業は同じ行にまとめてもいい? A. 別々の行に分けて書きます。1つの学校につき「入学」で1行、「卒業」で1行を使うのが基本です。

Q. 「高校」と略して書いてもいい? A. 略さず正式名称の「〇〇高等学校」と書きます。大学も学部・学科まで、公立校は「〇〇県立」「〇〇市立」まで正式に記載します。

Q. 中退はどう書く? A. 「中退」ではなく「中途退学」と書きます。差し支えなければ「家庭の事情により」などと簡潔に理由を添えても構いません。

Q. 入学した年が思い出せない A. 生年月日から逆算できます。入学・卒業年計算ツールに生年月日を入れると、小学校〜大学の入学・卒業年が西暦・和暦で一覧表示され、早生まれの境界も自動判定されます。

Q. 「以上」はどこに書くの? A. 学歴・職歴をすべて書き終えた最後の行の右端に書きます。職歴がある場合は職歴の最後の次の行、職歴がない場合は「職歴 なし」と書いたその次の行の右端です。

※本記事は履歴書の学歴欄について一般的な書き方を解説したものです。採用慣行や応募先の指定・様式により適切な書き方は異なる場合があり、指定があるときはそれを優先してください。最新の様式・ルールは応募先や公式の案内をご確認ください。

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