🍯 ハチミツはなぜ腐らないのか?

2026-06-07

古代エジプトの墓から見つかった3000年以上前のハチミツが、まだ食べられる状態だった——そんな話を聞いたことはありませんか。ハチミツが腐りにくいのには、ちゃんとした理由があります。

水分が少なく、糖が多い

ハチミツの約8割は糖分で、水分は2割ほどしかありません。微生物が繁殖するには水が必要ですが、ハチミツは糖が水を強く抱え込むため、菌が使える「自由な水」がほとんどありません。これを専門的には「水分活性が低い」と言います。

ミツバチ由来の天然の防御

さらにハチミツには、ミツバチの酵素のはたらきでわずかに過酸化水素(消毒薬の成分)が生じたり、弱い酸性であったりと、菌が増えにくい条件がそろっています。

ただし保存には注意

腐りにくいとはいえ、水が混ざるとカビや発酵の原因になります。濡れたスプーンを使わない、フタをしっかり閉める、が長持ちのコツです。なお1歳未満の赤ちゃんには、ボツリヌス菌のリスクがあるため与えてはいけません。