🐱 猫が箱に入りたがるのはなぜ?好む3つの理由

猫が箱を見つけると必ずといっていいほど入りたがるのは、狭くて囲まれた空間が「隠れられて安心できる場所」だからだと考えられています。安心感・保温・ストレス軽減という複数の理由が重なっているとされます。
猫が箱を好む主な理由
狭くて囲まれた場所は安心できる
猫はもともと、物陰に身を隠して獲物をうかがったり、外敵から身を守ったりする習性を持つ動物です。四方を囲まれた箱の中は、外からの視線や不意の接近を防げる「隠れ場所(隠れ家)」として働き、猫にとって安心できる空間になると考えられています。
保温性が高くて暖かい
段ボールなどの箱は断熱性があり、中にこもった体温が逃げにくいため暖かく感じられます。猫は比較的高めの温度を好むとされ、狭い箱の中は快適な温度を保ちやすい点も、好まれる理由の一つと考えられています。
狭い空間はストレスをやわらげる
囲まれた狭い空間にいると、猫が落ち着いてストレスが下がるとされています。保護施設の猫を対象にした研究では、隠れられる箱を与えられたグループのほうが、与えられなかったグループより早く新しい環境に慣れ、ストレスの指標が低かったと報告されていることで知られています(結果の解釈には諸説あります)。
箱がなくても「四角い枠」に入ることがある
猫は立体的な箱だけでなく、床にテープで作った四角い枠のような「囲いに見えるもの」にも入ろうとすることがあるといわれます。実際に、錯視でできた四角形にも猫が座ろうとするかを調べた研究も知られています。はっきり囲まれていなくても「囲まれ感」を好む猫の性質を示す例として、よく紹介されます。
注意したいこと
- ビニール袋やレジ袋は、取っ手が体に絡まる・誤飲するなどの危険があるため、箱とは分けて考え、遊ばせっぱなしにしない
- 段ボールを大量にかじって食べてしまう猫には、様子を見ながら与え方に注意する
よくある質問(FAQ)
どんな猫でも箱が好きなのですか
個体差はありますが、狭くて囲まれた場所を好む性質は多くの猫に共通してみられるとされます。なかにはあまり興味を示さない猫もいます。
箱を用意してあげたほうがいいですか
隠れられる場所があると猫が安心しやすいとされるため、落ち着ける居場所の一つとして箱を用意するのはよいとされています。ただし前述のとおり、ビニール袋など危険なものは避けてください。
新しい環境に慣れないとき、箱は役立ちますか
引っ越しや来客などで落ち着かないとき、隠れられる箱があると安心材料になるとされます。無理に構わず、猫が自分から出てくるのを待つのがよいとされています。
そのほかの「なぜ?」も雑学ブログでまとめています。