🔮 八方塞がりとは?厄年との違いと本命星の調べ方

八方塞がり(はっぽうふさがり)とは、九星気学(きゅうせいきがく)という占い・暦の考え方で、自分の本命星(ほんめいせい)が方位盤の中央(中宮=ちゅうぐう)に入る年回りのことです。中央にいるとどの方角へ向かっても障りがあるとされ、新しいことや大きな決断は慎重に、と昔からいわれてきました。数え年で決まる厄年とはまったく別の体系で、9年に一度めぐってきます。
この記事では、八方塞がりの意味、本命星と九星の一覧、9年周期の仕組み、厄年との違い、そして2026年(令和8年)に当たる生まれ年までを、占い・暦の風習として順に整理します。科学的な根拠がある概念ではないため、本文は「〜とされる」という書き方で通します。
八方塞がりとは(占い・暦の考え方)
八方塞がりは、生まれ年で決まる「本命星」が9年に一度、方位盤の中央にめぐってくる年を指す九星気学の考え方です。方位盤は東西南北とその間の八方位を配し、中央を含めて九つの区画に九つの星を当てはめます。自分の星が中央に入ると、周囲すべての方位が塞がっている=どこへ動いても障りがあるとされ、引っ越し・転職・開業・結婚など「新しく大きく動くこと」を控えめにする年とされます。
八方塞がりは災難が確定する年ではなく、あくまで「新しい動きや大きな決断を慎重にするとよい」という暦・占い上の目安です。効果や吉凶を保証するものではなく、気にするかどうかも含めて受け止め方は人それぞれ、という前提で捉えるのが穏当です。
本命星と九星の一覧
本命星は「一白水星(いっぱくすいせい)」から「九紫火星(きゅうしかせい)」までの9つで、生まれ年から求めます。それぞれに五行(木・火・土・金・水)と象徴的な要素が結び付けられているとされます。
| 番号 | 本命星 | 読み | 五行 |
|---|---|---|---|
| 1 | 一白水星 | いっぱくすいせい | 水 |
| 2 | 二黒土星 | じこくどせい | 土 |
| 3 | 三碧木星 | さんぺきもくせい | 木 |
| 4 | 四緑木星 | しろくもくせい | 木 |
| 5 | 五黄土星 | ごおうどせい | 土 |
| 6 | 六白金星 | ろっぱくきんせい | 金 |
| 7 | 七赤金星 | しちせききんせい | 金 |
| 8 | 八白土星 | はっぱくどせい | 土 |
| 9 | 九紫火星 | きゅうしかせい | 火 |
本命星の調べ方
本命星は生まれ年(西暦)から次のように求めるのが一般的とされます。生まれ年の各桁を一桁になるまで足し、その数を11から引きます。
- 例:1990年 → 1+9+9+0=19 → 1+9=10 → 1+0=1
- 11−1=10 → さらに一桁化して 10 → 1 → 本命星は「一白水星」
九星気学では1年の始まりを立春とする考え方が広く用いられ、その場合1月1日〜2月3日ごろに生まれた人は「前年生まれ」として計算します。区切り方や算出法は流派によって細部が異なるため、あくまで目安です。
9年周期でめぐる仕組み
方位盤の中央に入る星は毎年一つずつ入れ替わり、9年で一巡します。つまり、どの本命星の人にも9年に一度、八方塞がりとされる年がめぐってきます。誰にでも等しく回ってくるという点が、特定の年齢だけに当たる厄年との大きな違いです。
下の表は、各本命星が「直近で中央(八方塞がり)に入るとされる年」です。同じ星は9年ごと(例:2026年の次は2035年)にめぐります。
| 本命星 | 直近で八方塞がりとされる年 |
|---|---|
| 一白水星 | 2026年 |
| 九紫火星 | 2027年 |
| 八白土星 | 2028年 |
| 七赤金星 | 2029年 |
| 六白金星 | 2030年 |
| 五黄土星 | 2031年 |
| 四緑木星 | 2032年 |
| 三碧木星 | 2033年 |
| 二黒土星 | 2034年 |
厄年との違い
八方塞がりと厄年はよく混同されますが、決め方も周期もまったく別の体系です。同じ年に両方が重なる人もいますが、「厄年だから八方塞がり」というわけではありません。
| 項目 | 八方塞がり | 厄年 |
|---|---|---|
| 体系 | 九星気学(方位の占い・暦) | 陰陽道由来の年齢の風習 |
| 何で決まる | 本命星(生まれ年) | 数え年の年齢 |
| 周期 | 9年に一度 | 決まった年齢に到達したとき |
| 当たる人 | すべての人に順番でめぐる | 該当年齢の人 |
| 対象年齢の目安 | 年齢では決まらない | 男25・42・61/女19・33・37・61(数え年)とされる |
| 祈祷の例 | 八方除け・方位除け | 厄除け・厄払い |
厄年そのものの数え方は厄年とは?数え年の数え方と男女の厄年早見で、2026年に当たる年齢は2026年の厄年早見表で詳しく解説しています。
2026年に八方塞がりとされる本命星・生まれ年
2026年(令和8年)に中央へ入るとされるのは「一白水星」です。したがって、本命星が一白水星の人が八方塞がりに当たるとされます。該当する生まれ年は9年ごとに並びます(数え年は2026年時点)。
| 生まれ年(西暦) | 和暦 | 数え年 |
|---|---|---|
| 1936年 | 昭和11年 | 91 |
| 1945年 | 昭和20年 | 82 |
| 1954年 | 昭和29年 | 73 |
| 1963年 | 昭和38年 | 64 |
| 1972年 | 昭和47年 | 55 |
| 1981年 | 昭和56年 | 46 |
| 1990年 | 平成2年 | 37 |
| 1999年 | 平成11年 | 28 |
| 2008年 | 平成20年 | 19 |
| 2017年 | 平成29年 | 10 |
| 2026年 | 令和8年 | 1 |
※立春を境に年を区切る流派では、1月1日〜2月3日生まれの人は前年の星になる場合があります。生まれ年から満年齢・数え年・和暦をまとめて確認したいときは年齢早見表が便利です。2026年の該当生まれ年をさらに詳しく見るなら2026年の八方塞がりは何年生まれ?をどうぞ。
過ごし方の一般的な心構え
八方塞がりは「何もしてはいけない年」ではない、というのが一般的な受け止め方とされます。大きな移動や新規の決断は少し慎重に、そのぶん今あるものを整えたり、足元を固めたりする年と考える人が多いようです。
- 引っ越し・転職・開業などの大きな決断は、時期や条件を落ち着いて見極めるとされる
- 新規に広げるより、健康・人間関係・仕事の土台を整えるのに向く年と語られることが多い
- 気にしすぎて動けなくなるより、いつもより一段丁寧に、くらいの心持ちで捉える人もいる
ここで挙げたのはあくまで昔からの言い伝えに基づく一般的な心構えで、こうしなければならないという決まりではありません。占い・暦の考え方として参考にする程度に留め、実際の判断はご自身の状況を優先して構いません。
八方除け(方位除け)
八方塞がりが気になる場合、神社や寺院で「八方除け(はっぽうよけ)」「方位除け」と呼ばれる祈祷を受ける人もいます。名称や受け付け時期、初穂料などは社寺によって異なり、年明けから節分ごろにお参りする人が多いとされますが、決まりがあるわけではありません。受けるかどうかも含めて任意の風習です。特定の社寺や宗派をすすめるものではないので、気になる場合はお近くの社寺の公式案内を確認してください。
よくある質問
Q. 八方塞がりとは何ですか? A. 九星気学(占い・暦)の考え方で、自分の本命星が方位盤の中央に入る年回りのことです。どの方角も塞がっているとされ、新しいことや大きな決断を慎重にする年とされます。9年に一度、誰にでもめぐってくるとされています。
Q. 八方塞がりは何年に一度ですか? A. 9年に一度とされます。方位盤の中央に入る星が毎年一つずつ入れ替わり9年で一巡するため、どの本命星の人にも9年周期でめぐってくる、という考え方です。
Q. 2026年の八方塞がりは何星・何年生まれですか? A. 2026年は本命星が「一白水星」の人が当たるとされ、1936・1945・1954・1963・1972・1981・1990・1999・2008・2017・2026年生まれが該当するとされます。立春を境に区切る流派では、1月1日〜2月3日生まれは前年で計算します。
Q. 八方塞がりと厄年は同じものですか? A. 別の体系です。八方塞がりは九星気学の本命星(生まれ年)で決まり9年周期、厄年は数え年の年齢で決まる風習です。同じ年に両方が重なる人もいますが、決め方はまったく違います。
Q. 八方塞がりの年は本当に悪いことが起きますか? A. 科学的な根拠のある概念ではなく、暦・占いの風習です。災難が起きると決まっているわけではなく、あくまで「新しく大きく動くことを慎重に」とされる目安として語られてきたものです。気にするかどうかも人それぞれです。
Q. 八方除けは受けたほうがよいですか? A. 受けるかどうかは任意です。気になる場合に神社・寺院で八方除け・方位除けの祈祷を受ける人もいますが、名称や時期・料金は社寺によって異なります。効果を保証するものではなく、風習として参考にする程度に捉えるとよいでしょう。
厄年・八方塞がり・長寿祝いなどが重なる年をまとめて確認したいときは2026年の節目の年まとめもあわせてご覧ください。
※本記事は一般的な情報・風習の解説です。九星気学・八方除けの考え方には地域や流派による違いがあり、年の区切り方や本命星の算出法も一様ではありません。運勢や祈祷の効果を保証するものではなく、特定の宗教・社寺をすすめるものでもありません。実際の判断や祈祷の詳細は、最新の公式情報や各社寺の案内をご確認ください。