⛩️ 厄年とは?数え年の数え方と、男女の厄年早見

厄年とは?数え年の数え方と、男女の厄年早見

厄年(やくどし)とは、災いに遭いやすいとして昔から気をつけるとされる年齢のこと。日本に古くから伝わる風習・言い伝えで、医学的・科学的な根拠がある概念ではありません。数え年で、男性は25・42・61歳、女性は19・33・37歳と61歳が厄年とされます。まずは自分や家族が該当するかを早見表で確認し、必要なら神社や寺での厄除け・厄払いを検討する――この記事はその判断材料をまとめた決定版です。

💡 3行でわかる厄年

①厄年は「数え年」で数える風習です。②男女で年齢が違い、男42歳・女33歳が「大厄(たいやく)」とされます。③本厄の前後1年が前厄・後厄で、ひとつの厄につき3年間を指します。

厄年とは(風習としての位置づけ)

厄年は、平安時代の陰陽道(おんみょうどう)に起源をもつといわれる日本の風習です。「この年齢は心身や生活環境の変化が重なりやすい」という昔の人の経験則が、年齢の目安として言い伝えられてきたものと考えられています。

大切なのは、厄年が運勢や吉凶を科学的に示すものではないという点です。実際、厄年とされる年齢は、就職・結婚・出産・昇進・体力の変化・親の介護など、人生の節目や体調の変わり目にあたることが多いとされます。「気をつけて過ごす一つのきっかけ」として受け止めるのが、現代的なつき合い方といえるでしょう。

⚠️ まず押さえること

厄年の年齢・数え方・厄払いの時期には、地域や神社・寺によって違いがあります。この記事は一般的に広く伝わる内容の解説です。実際にお参りする際は、参拝先の案内を確認してください。

男女別の厄年早見表(数え年・2026年の目安)

厄年はすべて数え年で数えます(数え方は後述)。下の表は、それぞれの厄年にあたる生まれ年と、2026年時点の満年齢の目安です。満年齢は誕生日の前か後かで1歳ずれるため、幅で示しています。

男性の厄年

数え年生まれ年(西暦)生まれ年(和暦)2026年の満年齢の目安区分
25歳2002年平成14年満23〜24歳本厄
42歳1985年昭和60年満40〜41歳大厄
61歳1966年昭和41年満59〜60歳本厄

女性の厄年

数え年生まれ年(西暦)生まれ年(和暦)2026年の満年齢の目安区分
19歳2008年平成20年満17〜18歳本厄
33歳1994年平成6年満31〜32歳大厄
37歳1990年平成2年満35〜36歳本厄
61歳1966年昭和41年満59〜60歳本厄

生まれ年から一発で調べたい場合は、厄年早見ツールで生まれ年と性別を選ぶと、本厄・前厄・後厄をまとめて確認できます。2026年に厄年を迎える生まれ年の一覧は2026年の厄年早見表にもまとめています。

前厄・本厄・後厄(1つの厄で3年間)

厄年は本厄の1年だけでなく、その前後1年ずつを合わせた3年間を指すのが一般的です。

  • 前厄(まえやく)…本厄の前年。厄の影響が近づく年とされます。
  • 本厄(ほんやく)…厄年そのもの。もっとも気をつけるとされる年です。
  • 後厄(あとやく)…本厄の翌年。厄が薄らいでいく年とされます。

たとえば大厄にあたる男性42歳・女性33歳を3年で見ると、2026年時点では次の生まれ年が該当します。

区分男性(数え年)男性の生まれ年女性(数え年)女性の生まれ年
前厄41歳1986年(昭和61年)32歳1995年(平成7年)
本厄42歳1985年(昭和60年)33歳1994年(平成6年)
後厄43歳1984年(昭和59年)34歳1993年(平成5年)
💡 覚え方

「本厄の生まれ年の1つ後が前厄、1つ前が後厄」。生まれ年が新しい(若い)ほうが前厄、古い(年上)ほうが後厄です。前厄・後厄も本厄と同じ数え年で数えます。

大厄(たいやく)とは

厄年のなかでも特に慎重にとされるのが大厄で、男性は数え42歳、女性は数え33歳を指します。この2つが強く意識されるのは、語呂合わせの言い伝えが理由とされます。

  • 男性42歳…「四二(しに)」=「死に」に通じる
  • 女性33歳…「散々(さんざん)」に通じる

いずれも語呂に由来する言い伝えであり、その年齢に不幸が起きると決まっているわけではありません。男女とも、ちょうど働き盛りや体調・生活が変わりやすい年代にあたることから、節目として重んじられてきたと考えられています。

数え年の数え方

厄年や長寿祝いで使う数え年は、満年齢とは数え方が違います。

💡 数え年のルール

生まれた時点で1歳(0歳がない)。②以後は元日(お正月)を迎えるたびに全員が一斉に+1歳。誕生日ではありません。

そのため数え年は、満年齢より1〜2歳大きくなります。

  • 誕生日をまだ迎えていない時期…数え年=満年齢+2
  • 誕生日をすでに迎えた時期…数え年=満年齢+1

かんたんな早見として、今年の数え年は「その年の西暦 − 生まれ年 + 1」で求められます。たとえば2002年生まれの人の2026年の数え年は、2026 − 2002 + 1 = 25歳です。満年齢・数え年・和暦をまとめて確認したいときは年齢早見表が便利です。

満年齢(誕生日前)満年齢(誕生日後)数え年
2002年生まれ(2026年)満23歳満24歳25歳
1994年生まれ(2026年)満31歳満32歳33歳
1985年生まれ(2026年)満40歳満41歳42歳

厄除け・厄払いの基礎

厄年に受けるお祓いは、一般に神社では「厄払い(やくばらい)」「厄除け(やくよけ)」、寺院では「厄除け」と呼ばれ、神社の祈祷や寺院での祈願として行うのが一般的です。呼び方や作法は場所によって異なります。

  • 時期…年明けから節分(2月初め)ごろまでにお参りする人が多いとされますが、決まりはなく、一年を通じて受けられるところが多くあります。
  • 申し込み…社寺の受付やホームページで、初穂料・祈祷料(金額の目安)や予約の要否を確認します。
  • 前厄・後厄…3年間それぞれで受ける人もいれば、本厄だけという人もいます。決まりはなく、考え方や気持ちに合わせて選ばれます。
⚠️ お参りは各社寺の案内を確認

祈祷料の目安・服装・予約方法・受付時間は社寺ごとに異なります。特定の宗教や参拝先を勧めるものではありません。実際に受ける際は、行き先の公式案内で最新情報を確認してください。

過度に恐れないためのスタンス

厄年は「何をしても悪いことが起きる年」ではありません。前述のとおり、風習・言い伝えであって、災いを保証するものでも予言でもありません。

一方で、厄年とされる年齢が環境や体調の変わりやすい時期と重なりやすいのは事実に近い側面もあります。そこで、迷信として切り捨てるのでも、こわがりすぎるのでもなく、次のような前向きな使い方が現実的です。

  • 健康診断を受ける、生活を見直すなど体調管理のきっかけにする
  • 大きな決断(転職・引っ越し・投資など)を、いつもより一段ていねいに検討する合図にする
  • 気持ちの区切りとして、希望すれば厄払いに行く

なお、方位で新しい動きを慎むとされる「八方塞がり」は、厄年とはまったく別の考え方です。違いは八方塞がりとは?厄年との違いで解説しています。厄年・八方塞がり・長寿祝いなど人生の節目が重なる年をまとめて知りたい方は2026年の節目の年まとめもあわせてどうぞ。

2026年の自分を調べる

よくある質問

Q. 厄年は満年齢と数え年、どちらで数えますか? A. 一般的には数え年で数えます。数え年は生まれた時点で1歳、以後は元日ごとに+1する数え方で、満年齢より1〜2歳大きくなります。ただし地域や社寺によっては満年齢で扱う場合もあるため、参拝先の案内を確認すると確実です。

Q. 厄年には本当に悪いことが起きるのですか? A. 厄年は日本の風習・言い伝えであり、災いが起きると科学的・医学的に示された概念ではありません。「変化が重なりやすい年齢なので気をつけよう」という経験則として伝わってきたものと考えられています。過度に恐れる必要はありません。

Q. 前厄・後厄も厄払いは必要ですか? A. 決まりはありません。前厄・本厄・後厄の3年それぞれで受ける人もいれば、本厄だけ受ける人、まったく受けない人もいます。気持ちや考え方に合わせて選べます。

Q. 厄払いはいつ行けばよいですか? A. 年明けから節分(2月初め)ごろまでにお参りする人が多いとされますが、時期に厳密な決まりはなく、一年を通じて受けられるところが多くあります。まずは行きたい社寺の受付時間や予約の要否を確認しましょう。

Q. 男性と女性で厄年の年齢が違うのはなぜですか? A. 昔からそのように言い伝えられてきたためで、はっきりした根拠が定まっているわけではありません。男女それぞれで生活や体調が変わりやすいとされる年代が意識されてきた、という説明が一般的です。

Q. 数え年の計算が苦手です。かんたんな方法はありますか? A. 「その年の西暦 − 生まれ年 + 1」で今年の数え年が出ます。例:2002年生まれの2026年は 2026 − 2002 + 1 = 25歳。誕生日の前後を気にせず一律で求められます。年齢早見表でも確認できます。

Q. 厄年の年齢は地域によって違うことがありますか? A. あります。基本となる年齢は全国で概ね共通ですが、数え年か満年齢か、前厄・後厄をどう数えるか、厄払いの時期や作法などは、地域や神社・寺によって細部が異なります。実際の判断は参拝先の案内に従うのが確実です。

※本記事は一般的な情報・風習の解説です。厄年の年齢や数え方、厄払いの名称・時期・作法には、地域や社寺による違いがあり、暦や慣習の扱いも変わることがあります。実際の判断は、最新の公式情報や各神社・各寺院の案内をご確認ください。

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